それが問題と誰が決めたのか?

NLPのメタモデルの判断基準に関して学んで行きましょう。

皆さんご自身や友人、パートナー、仲間等を見ていて、
感じたことがありませんか?

「どうしてそういう結論になったんだろうか?」

自分のことでしたら、後から振り返って、
人のことでしたら、話を聞きながら、

客觀的に見ると、「そんなことないよ」ということを
本人が思い込んでいることってありませんか?

具体的には、仕事上でミスをしたとします。
そのミスを自己責任で受け入れて、なんとかしようと
するのは、とても素晴らしいことです。

しかし、それによってミスをした自分には
能力がない、価値がない、頑張りが足りないと
過剰に自分を追い込んでいくのはどうでしょうか?

もちろん、それがご自身のモチベーションとして
機能する方にとっては、何も問題はありません。

しかし、多くの方にとっては足かせになって、
NLPでいうセルフイメージを下げているきっかけになっています。

そんな時に、使えるのがNLPのメタモデルの質問です。
もしも、自分自身や話している相手がそのような状態に
なっていることに気づいたら、次のような質問をしてみおましょう。

「それは誰が決めたの?」

この質問は大切です。
一般的な概念として、ミスをした自分はダメだと
思っていたかもしれませんし、誰かに言われたのかもしれません。

この質問の目的は、最終的には自分で選べることに気づくことです。
全ては、自分で決めていたこと、思い込んだことだと気づいた時、
結果や何かに対する評価は、自分で選択して、決めることが
できることに気づきます。

是非、この質問を使ってみてください。
そして、以前にお伝えしたかもしれませんが、
「本当に?」と併用するとパワフルです。

それをしないとどうなり、するとどうなるのか?

NLPのメタモデルを使って、思い込みを取り外す。

行動することで何か良くないことが起きるのではないか?
行動しないことで良くないことが起きるのではないか?

この手の不安や怖れは誰もが抱いていると思います。

もし仮に、この手の不安や恐れを取り除くことが出来るとしたら、
皆さんの人生に意味はあるでしょうか?

今回は、そんな視点から、
NLPのメタモデルを学んで行きましょう。

思い込みを外す、何かの行動に一歩踏み出す、
何かを行動することを手放すなどの選択が有りますが、
もしも、人生において不必要なな思い込みがある場合は、
自分にも相手にも使うことができます。

もともと、そのような制限を取り蓮したい、
取り外すきっかけを提供したいなどでNLP
学ぶ方も多いのです。

NLPを福岡で学んだ女性は、今回のNLPのメタモデルの
質問を使って、自分が過剰に持っていた思い込みを取り除きました。

どういう質問かといいますと、
「それをすることでどうなるの?」
「それをしないことでどうるの?」

です。

することで何かが起きるという不安や恐れを抱いたときは、
出るのは結果だけであるという考え方も大事ですし、
それが起こるというのは「本当なの?」と聞くことも出来ます。

あるいは、何か特定の行動をしないことで、
良くないことが起きることはありません。

あるのは、ただの結果です。

とにかく、先ほどの質問をすることで、
客觀的に、自分の恐れや不安と向きあうことが
出来るというのが大切なポイントなのです。

そうすれば、前に進みやすくなりますし、
不必要な恐れや不安を手放すこともできるのです。

何と比べてそう思いますか?

NLPのメタモデルには「何と比べて?」という質問があります。

今回はNLPのメタモデルの「何と比べて?」の話になります。

こんなご経験はないですか?
「えっ、何でそう思ったの?」
「えっ、それは思い込みだよ」

コミュニケーションの中で、
相手が話した言葉を聞いてそう思ったことはありませんか?

例えば、コミュニケーションをとっている相手が、
自分の親友だとします。その親友がある日、浮かない顔をして
話を聞いてほしそうな空気を出しているとします。

そして、その空気を感じたあなたは、
親友とコミュニケーションを取りながら、
話を聞いているとします。

その時です。
ギックリするようなことを言われて経験がありませんか?

「私なんて、価値がないわ」
「全然ダメなんだ、私一人迷惑をかけている」

このような精神状態の時、何が起きていると思いますか?
それは、自分と誰かを比べて、勝手に落ち込んでいます。

そういうケースがあります。

そんな時に、メタ言語を使ったりなど、
様々なコミュニケーションを取るかと思います。

もし、この時に「何と比べて?」と質問したらどうなるでしょうか?

恐らく、皆と比べていると答えるか?
勝手な思い込みであることに気づき始めます。

その後に、以前にご紹介した
「本当に?」「誰が決めたの?」
と聞いてあげるとより、明確になってきます。

私たちは、勝手な思い込みで自分を低く見る時があります。
その時ほど、冷製に自分と向きあう必要があります。

その為に使えるのが、メタモデルの質問です。
自分や他者とのコミュニケーションで使えます。

何を基準に決めたの?

もしも、自分の判断基準がわかったらどうですか?

自分が何かを決める際に何を基準にしているかを
知ることで、その後に活かしやすくなります。

例えば、NLPを大阪で受講した方がいます。
NLPのメタモデルを使う中で気づきました。

いつも、人の意見に傾いて、判断をしている自分がいることに。
しかし、本来は自分の目標や価値観を基準に決めていかないと
ブレてしまうことが多いです。

では、どうやって自分の判断の基準を知ることができるのでしょうか?
メタモデルでは、次のような質問をします。

「何を基準に決めたの?」
「何を基準に判断したの?」

この質問をすることで、
自分が何を元にして判断や決断をしているのか?
自分の傾向を知ることができます。

NLPを大阪で教えているトレーナーさんは、
次のような話をされています。

買い物をする時⇒金額を基準にしている
仕事において⇒上司の評価
恋愛⇒安心できるかどうか

など自分の傾向が見えてきたそうです。

見えてきた時に、無意識に自分がどんな判断や決断を
下す基準を持っているのかが分かります。

その基準が本来持っていたい基準とずれていれば、
意識的に修正していくことで変わります。

そして、もう一つの質問もあります。

それは、「誰が決めたの?」
この質問の答で、自分が決めているのか、
あるいは、人に決められているのか?

自分が決めているようで、人の意見に左右されている
などのいろいろな基準が見得てきます。

このNLPのメタモデルやメタ言語を使う際は、
一つ大切な認識があります。

コンテクスト(状況)変わると、
答えや基準が変わるということです。

自分や仲間に活用することができます。

メタモデルを使って、自分を売り込む

友人や先輩と会話をした後、
悩みや不安が解消されている経験を覚えていますか?

私たちがコミュニケーションや人間関係を見ていく際、
何だかいつも一緒にいたいなと思う方と、思わない方がいます。

何が違うのでしょうか?

それは相手のコミュニケーションの取り方ではないでしょか?
こんなか方はいませんか?

自分の不安や怖れや悩みを一方的に話しているだけだと思っていたら、
いつの間にか自分の中で一つの結論や解決策が生まれている経験

そんな人間に自分がなれたらいかがでしょうか?

そのような人達は、会話の中で私たちの
思い込みや情報の偏りを整理しているのです。

その時に、使えるものがメタモデルです。

NLPを福岡で学んだ男性は、メタモデルを使うことで、
いかに私たちは事実とは別の思い込みで生きているかが分かったそうです。

◯私ダメかもしれない
 この場合は、ある程度問題を特定できていますが、
 明確にしきれていないことが多いです。

 つまり、思い込みが多分に働いているのです。
 そんな時に使えますのが、NLPのメタモデルです。

メタ言語などを学んで行くと、
そのようにいろいろと活用できるのです。

先程の例でしたら、かけられる言葉はたくさんあります、

・具体的には?
・何と比べて?
・誰が決めたの?
・何を基準に?
・どうしてそれが判るの?

いかがでしょうか?
今挙げた質問だけでも、質問をされた側は、
思考が変わることに気づくはずです。

このような与えるコミュニケーションを取れるように
なったとしたら、更に素敵な人生が待っているかもしれません。

NLPを福岡で学んだ男性は、自然に相手の心を整理したり、
満たしていくので、とても使いやすいと話しています。

自分との対話、コミュニケーション

自分の人生を変えようと考えたとき、
私たちは嫌でも自分と向き合いますよね。

更に、痛みを感じながらも、
自分の人生と向き合う必要があります。

そして、その際に必ず行うことは、「自分との対話」です。

NLPのメタ言語では、私達が自分との対話をする際にとても
効果的に対話することをサポートしてくれます。

では、どうしてNLPのメタ言語が効果的なのかを見てみましょう。
メタモデルというものが、NLPにはあります。

そして、NLPのメタモデルは、私達の深層から情報を引き出してくれます。
例えば、私達の記憶は、常に自分にとって都合の良いように、
情報を削除したり、解釈したり、思い込んだりします。

分かりやすくお伝えすると、
事実はそのままあるのに、自分にとって都合の良いメガネで、
ものごとを見ているようなものです。

赤が好きだから赤のメガネを使うとどうなるか?
赤く見えます。つまり、事実は違う形に変換されてしまうのです。

そして、その状態で良いものはいいのですが、
自分にとって痛みを伴うものからは逃げるわけには行きません。

NLPのメタモデルは、質問を通して、自分にとっての事実ではなく、
変換する前の情報を引き出すものなのです。

例えば、過去に嫌な出来事があったとします。
勘違いして、「私は人に嫌われる人間なんだ」と解釈したとします。
しかし、それは事実なのでしょうか?

多くの場合は、思い込みです。
つまり、NLPのメタモデルを使い、質問をすることで、
私たちは、本当の自分と対話することもできるようになるのです。

誰が決めたの?

ところでメタ言語というと、とても分かり難くいないですか?
そして、なんだか違和感や取っ付きにくい感覚をうけるかもしれません。

ところで、今のようなことは誰が決めたのでしょうか?
NLPのメタ言語は、人によっては難しいかもしれません。
人によっては何の違和感もありません。

とは言っても、多くの方がNLP資格のセミナーを受講して、
このメタ言語に出会うことで、最初は難しく感じているところを見ると、
違和感やとっつきにくさや難しそうに感じる感覚は間違ってはなさそうです。

では、NLPのメタ言語の省略に付いて一緒に考えていきましょう。
省略とは、何の判断基準も持たずに、その価値観を受け入れてしまうことでも
起こります。そして、それがコミュニケーションの行き違いや、
自分の判断の省略にもつながります。

恐いのは、誰かの話やTVの話を鵜呑みにして、
間違った情報や偏った思考や感情、判断基準で物事を見たり、
大切な判断や決断を下したり、自分の人生を生きることです。

では、そのようないつの間にか鵜呑みにしてしまっている
価値観や信念、情報に気づくためにはどうしたらいいのでしょうか?
それがNLP資格のセミナーで学ぶメタ言語の省略の質問です。

次のようにメタ言語の省略を行います。
「それは誰が決めたの?」

この質問はとてもパワフルです。
自分の信念や価値観としてインプットしていた、マイナスの思い込みが、
もしもあったとしたら、このメタ言語の省略の質問で、「はっ」とするでしょう。

まずは、NLP資格のセミナーで学ぶメタ言語の今回の質問を使ってみましょう。

もし出来るとしたら?

NLPのラポールテクニックについては、次回にまた別のテクニックをご紹介します。

今回は、NLPのラポールを築いた後の話をしていきましょう。
NLPを使ったコミュニケーションだけに言えることでは有りません。
コミュニケーションの前提としての信頼関係を築くのは大切です。

その後に、突っ込んだコミュニケーションをとってみる。
これも同じくらい大切かもしれません。

では、メタ言語の話を交えながらお話を進めていきましょう。
次のような過程でイメージしてみましょう。

目の前に、行動ができなくて落ち込んでいる、悩んでいる女性がいるとします。
女性でも男性でもどちらでもいいです。ポイントは、自分にはできないと思って、
行動をできずにいる。そんな状態に入っていて、思考が縮まっている状態です。

メタ言語に興味をお持ちの皆さんなら、なんとか勇気づけてあげたい。
そんなことを心底お感じになる方が多いのではないですか?

実はNLPを通してメタ言語を学んだ男性が名古屋にいらっしゃいます。
彼は、メタ言語の一般化を使って、目の前の悩める女性に次のような質問をしました。
「もしも、できるとしたら?」

実はこの質問がポイントなのです。
行動できずに、悩んでいる方の多くは、悩みやできない自分にフォーカスして、
執着して、「出来る自分」を仮にでもイメージすることをしにくいのです。

そこで、NLPを名古屋で受講した男性は、女性に質問することで、
すこし違う視点からも自分を見れるようにしてみました。

メタ言語の一般化の質問「もしも、できるとしたら?」
その効果は大きいです。まずは、ご自身で試してみてはいかがでしょうか。

メタ言語とNLP

メタ言語についていろいろな話をさせていただいていますが、先日の甥っ子の英語がわからないから、メタ言語となる日本語をまずは・・・という話。
母親曰く、メタ言語かなんか知らんけど、うちの子日本語ってか国語、小学生からやり直しやわ。って、嘆いていましたが、夏休みは母親が家庭教師になったつもりでつきっきりでやっているそうです。ご愁傷様・・・。
メタ言語能力を伸ばすとか、そんな難しいことを言っても姉には通じませんので、とにかく頑張れ!の一言をかけて、姉の家から帰ってきました。

NLPセミナーに参加してから、自分自身が今までと全く世界が違ってきたかなと感じています。
NLPセミナーでも、メタという言葉をよく使われましたが、メタってギリシャ語なんですね。「上に」とか「超えて」とか「異なるレベル」って意味だそうです。
NLPではメタファーとかメタモデルという用語が出てきますが、メタファーやメタモデルについては前に少し書いたかなと思います。
メタモデルはコミュニケーションを上手にとる上でとても重要となってくるものです。
相手の話の奥深くを知ること、そしてその言葉がどういう意味をもっているのかを質問によって具体化して明らかにすることです。

話をしている人が体験したことを言語化すると、省略して話しをすることが多いかと思います。相手の話す言語の中に隠されていることを明らかにして、コミュニケーションをスムーズにしようとすることがメタモデル。
あと、メタポジションって用語もありますが、また次回!

メタモデルを知ろう

こんにちは。今日は「メタモデル」についてお話しをしていきます。あなたは「メタモデル」をご存知ですか?
言語を使い、話す時に私たちは、文章を全部話さないで、一般化、歪曲、省略して話をしています。その言語の中に隠されている文章を明らかにして、コミュニケーションをスムーズにしようとすることを「メタモデル」と言います。

では、どうやってその言語から欠落した文章を明らかにするのか。
まずその前に、「一般化、歪曲、省略」とは何か、ですが、

●一般化・・・例外や可能性を考えずに、一般化が行われること
●歪曲 ・・・・話の内容を省略する時に、真実が歪められること
●省略 ・・・・話の情報の一部だけが選ばれて、意味が不明瞭になること

これらをいい、その真意を明らかにするためには具体的な質問をするのが有効と言われています。なぜなら言語は、使う人によって、異なる意味を含むようになるから。相手に質問する事で、一般化、歪曲、省略された意味は、より明確にできます。これがメタモデルです。

メタモデルは、相手の情報を集めたり、相手の言葉の意味を明確にする選択の可能性について認識し、広げることが出来たり、その相手の制約が何かを認識することが出来たりします。ですから、メタモデルを習得している優れたマネージャーやリーダーは、相手の言葉の意味をしっかり解釈し、信頼関係を構築していけるのです。これはコアトランスフォーメーションと同様、NLPのスキルと言えるでしょう。