メタ言語とは何か おさらい

こんにちは。メタ言語マスターです。以前にもメタ言語について簡単に説明をしましたが、イマイチ内容がつかめない、と思っておられる方も、まだいらっしゃるようですね。確かに、「メタ言語」の定義が難しいので、インターネットなどにも、そういったコメントは良く見かけます。

メタ言語は、以前もお話ししたとおり、『言語を定義するための言語』です。 ただし、それだけでは具体的の使う目的がないので、余計に解りづらくしているのかもしれません。ある特定のルールを加えることで、具体的に応用して使えるのですが。

ですから、今回はもう一度、メタ言語について考えてみましょう。

コンピューターなど、ITの分野で『メタ』が使われるとき、その意味は、「一段と高いレベルの」という意味でしたよね。たとえばある「何か」に対して「何かを対象として記述する」など、1ステップあがったものを、『メタである』という言い方をします。

メタ言語は「言語を記述する体系」になるわけですが、それを使って、「何かの言語を記述する」ということをやって、その時初めて具体的な、何かに使える言語になります。これをWEBページで例えましょう。

1)WEBページがあります。
2)そのWEBページをを記述できる体系が言語であり、それは例えばXHTMLにあたります。
3)個々の言語、例えばXHTML言語を記述できる体系が『メタ言語』であり、それは例えばXML になります。

3)だけでは、1)のWEBページは記述できません。具体的に役に立つためには、2)言語が必要であり、2)を作ることが、メタ言語の目的になります。