メタという言語は難しく感じるけれど

こんにちは。メタ言語マスターです。今日は、メタ言語にまつわる、雑談を。
メタ言語について、なんとか理解を深めたいと考えているのですが・・・。
なかなか難しく捉えられてしまっているのが現状ですね。

メタが付く言葉で、あなたが一番、身近なものってなんですか?
以前に、「メタ女」とかいう、ゲームもありましたけど。(そのゲームについては、私は良く解っていないのですが。笑)
メタ言語・・・最初にメタで思いついたのは、「メタファー」でしたね。つまり、隠喩のことです。「直喩」の反対、と言えばよいでしょうか。「メタ」そのもののニュアンスが良く解りませんが、元々は、ギリシア語の「何々の次、後」という意味があるらしいですよ。

アリストテレスのメタフィジークって、聞いたことがありますか?
フィジーク(自然学)の巻があり、メタフィジークはその次の巻、という意味になるそうです。「メタ」という単語だけで調べると、辞書には、「高次的な」や「超越した」という表現でしか表せていませんが、ギリシア語のニュアンスのイメージを含めて考えると、メタ言語もなんとなく、解るような気がしませんか?

例えば、ネコという動物を、英語でcatと言い表すとすれば、対象(=ネコ)を指し示す言葉(catという言葉)を指し示す言語(英語)。言語を定義するための言語。それがメタ言語ですよね。
メタ言語は、それだけでは実際に具体的に使う目的がありません。
だから私たちにとっては、ちょっとわかりづらいのですが、決してそうではないということを皆さんに知っていただきたいですね。