言葉の持つ威力

ところで、NLPのメタ言語を覚えることで、どうなっていけるのでしょうか?
もしくは、NLPに関連している言語やコミュニケーションの方法を学ぶことは、
どのような成果や変化を私達にもたらしてくれるのでしょうか?

今回は、メタ言語を始めとしたNLPの言語について、一緒に学びましょう。
では、NLP資格のセミナーで学べる言語などの項目を上げてみます。

大きく3つあります。
◯催眠言語の「ミルトン・モデル」
◯メタ言語を更に追求して、シンプルにまとめたLABプロファイル
◯メタ言語(メタモデルとも言われています)

では、このようなNLPの言語を学ぶことで、
私達にどのように変化があるかもシンプルに見ていきましょう。

・コミュニケーションや、プレゼン、営業、スピーチ、文章作成に活用できる

・自分の伝えたいメッセージを適切に相手に届けることができる

・相手の無意識に、メッセージを投げかけることができる

・相手のタイプに合わせて、一番心に響く言葉でメッセージをつたえることができる

・自分や相手の思い込みや勘違いを、修正していく、あるいはそのきっかけをつくる

その他もいろいろですが、メタ言語などを学ぶことで、
このようにいろいろな場面や角度から、適切に相手へメッセージを伝えることができるようになります。

ただし、これもNLPの他のテクニック同様に、使うほどに身についていきます。
是非、意識的に活用してみましょう。意識的に活用することで、理解が深まり、
更に、ざまざまな活用のアイデアや修正点が出てくることでしょう。

それらがもたらす結果は、私達の人生を豊かにしてくれます。

誰が決めたの?

ところでメタ言語というと、とても分かり難くいないですか?
そして、なんだか違和感や取っ付きにくい感覚をうけるかもしれません。

ところで、今のようなことは誰が決めたのでしょうか?
NLPのメタ言語は、人によっては難しいかもしれません。
人によっては何の違和感もありません。

とは言っても、多くの方がNLP資格のセミナーを受講して、
このメタ言語に出会うことで、最初は難しく感じているところを見ると、
違和感やとっつきにくさや難しそうに感じる感覚は間違ってはなさそうです。

では、NLPのメタ言語の省略に付いて一緒に考えていきましょう。
省略とは、何の判断基準も持たずに、その価値観を受け入れてしまうことでも
起こります。そして、それがコミュニケーションの行き違いや、
自分の判断の省略にもつながります。

恐いのは、誰かの話やTVの話を鵜呑みにして、
間違った情報や偏った思考や感情、判断基準で物事を見たり、
大切な判断や決断を下したり、自分の人生を生きることです。

では、そのようないつの間にか鵜呑みにしてしまっている
価値観や信念、情報に気づくためにはどうしたらいいのでしょうか?
それがNLP資格のセミナーで学ぶメタ言語の省略の質問です。

次のようにメタ言語の省略を行います。
「それは誰が決めたの?」

この質問はとてもパワフルです。
自分の信念や価値観としてインプットしていた、マイナスの思い込みが、
もしもあったとしたら、このメタ言語の省略の質問で、「はっ」とするでしょう。

まずは、NLP資格のセミナーで学ぶメタ言語の今回の質問を使ってみましょう。

もし出来るとしたら?

NLPのラポールテクニックについては、次回にまた別のテクニックをご紹介します。

今回は、NLPのラポールを築いた後の話をしていきましょう。
NLPを使ったコミュニケーションだけに言えることでは有りません。
コミュニケーションの前提としての信頼関係を築くのは大切です。

その後に、突っ込んだコミュニケーションをとってみる。
これも同じくらい大切かもしれません。

では、メタ言語の話を交えながらお話を進めていきましょう。
次のような過程でイメージしてみましょう。

目の前に、行動ができなくて落ち込んでいる、悩んでいる女性がいるとします。
女性でも男性でもどちらでもいいです。ポイントは、自分にはできないと思って、
行動をできずにいる。そんな状態に入っていて、思考が縮まっている状態です。

メタ言語に興味をお持ちの皆さんなら、なんとか勇気づけてあげたい。
そんなことを心底お感じになる方が多いのではないですか?

実はNLPを通してメタ言語を学んだ男性が名古屋にいらっしゃいます。
彼は、メタ言語の一般化を使って、目の前の悩める女性に次のような質問をしました。
「もしも、できるとしたら?」

実はこの質問がポイントなのです。
行動できずに、悩んでいる方の多くは、悩みやできない自分にフォーカスして、
執着して、「出来る自分」を仮にでもイメージすることをしにくいのです。

そこで、NLPを名古屋で受講した男性は、女性に質問することで、
すこし違う視点からも自分を見れるようにしてみました。

メタ言語の一般化の質問「もしも、できるとしたら?」
その効果は大きいです。まずは、ご自身で試してみてはいかがでしょうか。

姿勢と頷きに合わせる

メタ言語やメタモデルなどを活用する際には、ある大切な事があります。
それがNLPのラポールです。そのNLPのラポールを築くのがラポールテクニックです。

NLPを名古屋で受講した男性ですが、メタ言語が好きになり、
NLPセミナーで学んだメタモデルを好んで活用しました。

しかし、問題がひとつありました。
メタモデルをそのまま質問として使い続けると、
相手にとっては尋問になってしまうことがあります。

そうです、NLPを名古屋学んだ男性の場合は、
そのように「尋問ですか」と言われてしまうことがありました。
では、何がいけなかったのでしょうか?

NLPのメタ言語やメタモデルがどんなに素晴らしいものでも、
実は信頼関係が築かれていないと、無機質な質問になってしまうのです。

そこで今回ご紹介するのは、NLPのコミュニケーションテクニックのミラーリングです。

ミラーリングのやり方はとても簡単です。
相手に合わせます。何を合わせるのかといいますと、
相手の姿勢・足の位置・頷き・呼吸・ジェスチャーです。

先程の名古屋の男性は、特に頷きを大切にしているそうです。
その結果、相手は心をひらいてくれ易くなったそうです。

なぜでしょうか?
それは、人間が自分に似た相手に対しては警戒心を緩めるからです。
そして、好感を持ちやすいのです。

その上で使うメタ言語は、名古屋の男性にとって使いやすく、
効果的なものとして活用できるようになったそうです。

是非、メタ言語とラポールテクニックを上手く活用していきましょう。
その結果、良いコミュニケーションが取れるはずです。

ラポールの補足

NLPのメタ言語に関してお話しするときに、
とても大切な事があります。

それは、以前にも触れましたが、
NLPのラポール(信頼関係)です。

今回は、以前にご紹介した、
NLPのラポールの補足を行います。

どうして、NLPのラポールについて補足するのか?

ここには理由があります。

それは、NLPのメタ言語はとても素晴らしいスキルなのですが、
このメタモデルを使ったコミュニケーションは、前提に信頼関係が必要だからです。

結局、信頼関係が出来ていないと、
NLPの優れた内容のコミュニケーションテクニックを知っていても活用しきれません。

なぜならば、相手は心をひらいてくれないからです。

私たちのコミュニケーションを振り返ると、
とても分かりやすいです。

NLPでいうラポール(信頼関係)が築けていない状態で、
突っ込んだ質問をされたり、みょうに馴れ馴れしくされるとどうですか?

何だか嫌ですよね。

ですので、NLPのラポールがとても大切で、
メタ言語を使うなら、まずはラポールを築きましょう。

以前に、NLPを大阪で参加した営業マンさんがいました。

メタ言語やクライテイアなどの素晴らしいテクニックを覚えて、
喜んで使い使い始めたのです。

しかし、急ぎすぎてお客様との信頼を築かなかった為、
契約率が低下したことがあたそうです。

では、NLPのラポールとはどのような状態でしょうか?

それは、調和という言葉があっています。
相手との調和の取れている心理状態と会話が成立している状態です。

次回から何度かに分けて、NLPのラポールテクニックのご紹介をして行きます。

メタポジションとNLP

よく、あの人は、裸の王様だな。。。といわれる人がいますが、NLPでは、そんな人は、自分を客観的に見ることができない、いえば、メタポジションに立てないということになります。

僕自身は、NLPを学んでからは、メタポジションをとることが、少しずつ出来るようになってきたかと思います。
なかなか家族とでは感情的になってしまうこともまだあるので、まだまだですね。
NLPで学んだ自分自身の知覚ポジションを変え、自分でも相手でもない、第三者の視点にたって、自分や相手のことを考えてみます。
NLPを学ぶ前は僕も裸の王様だったのかな。

仕事の面では、NLPでいうメタポジションに立って客観的に見てみると、自分は、まだまだ頑張ることが出来るなということを1番に感じます。
NLPを学んでからは今までとは別の視点で物事を考えるようになりますから、今までスムーズに行えなかった人間関係も幾分かはいい感じになったと思います。
私の部下となる社員も、私の変化には気づいているようで、自分が変われば相手も変わるということも実感しました。

メタポジションをとることで、嫁との小競り合いなんかは、どうしてこんなことで喧嘩してるのかと、NLPを学んでからは馬鹿馬鹿しくなって笑えることもしばしばです。

メタ言語はNLPのテクニックのひとつですが、対人関係だけでなく、様々な情報なでも、全体を大きく見渡すことで、本物はどれかがわかるようになります。
たとえば、ネットで検索して何か情報を得たいときも、様々な情報の中から本物がどれであるか見つけることもNLPでいうメタプログラムを使うことで可能ですね。

NLPの習得

前回はNLPで使われるメタポジションについて少しお話しました。
メタポジションを自分でもない相手でもないほかの第三者の視点にたって考えてみることで、自分や相手の考えていることがわかってうまくコミュニケーションがとれるということです、
もちろん喧嘩などをしているときもそうですが、仕事での対人関係、家族間でもメタポジションをもつことで、うまく運べることは多いかと思います。
ただ、家族では、やっぱり感情的になってしまいますね。
どんなにメタポジションをとって解決しようとしても、仕事の相手だと大丈夫なことも家族では感情的になってうまくいきません。
NLPを受講して、家族とは以前よりもコミュニケーションをとることができるようになったとは思っていますが、まだまだ私は人間ができていないな・・・と反省することばかりです。
今まで出来なかったことをNLPを知ることによって、知識を身につけ、NLPを活かすことができれば、仕事や家庭においてもうまくいくとは思いますがNLPで学んだことをわかっていてもまだまだ実行できずにいます。

NLPをつくった、ジョン・グリンダーと、リチャード・バンドラーが1番に構造化したのが、メタモデル。
普通に会話していく中で、相手が自分で答えが出せるように、上手に導いてあげる方法がメタモデルです。
子供には、こうしなさい!ああしなさい!と以前は言っていましたが、自分でどうしたらいいのか考えて行動のできるように、メタモデルの方法で子供のやる気を出すようにしていますが、まだまだ辛抱が足らず、感情的になってしまうことも多々ありで、自分にNLPが身につくのはまだまだ修行が足らないのかな。。。と思うこのごろです。

メタポジション

こんにちは。メタ言語マスターです。
メタ言語マスターは、自分の子供はいないですが、甥っ子のことでは、メタ言語である日本語、国語が苦手ということもあり、やっぱり、英語にもつまづいていて心配している最中・・・
そこで姉と勉強していたのはいいのですが、やっぱり親子では感情的になってしまうのですね。
どちらも勉強を教えてもらう、教えてあげている、その思いとはなんだか逆行していて素直に相手の話もきけない、しまいには、喧嘩となってしまうようで、思春期を迎えた甥っ子とは数日口も聞いていない様子です。
甥っ子は、近所の私の家に、家に帰りたくないと避難してくるわ、姉からは、まだまだ怒りがおさまらない様子でメールしてくるわ、この2人をどうしたらいいか、困っている次第です。
メタ言語についていろいろ書いていますが、二人の喧嘩のことをふまえてメタポジションについて少し。。。

喧嘩などをして感情的になっていると人は体は固まり、視点も狭くなり心も体も身動きがとれない状態になってしまうものです。
そんな感情的なときに、違う視点や考え方を持つことができると、自分自身の可能性を広げることができるはずです。
NLPにおいてはその視点をメタポジションとよんでいます。
メタポジションは自分でも相手でもない、そのほかの視点に立って考えてみることで、自分の考えが変わってきます。
そうすることで、2人の関係も変化が生まれます。
違う視点から物事を見ることができる、メタポジションを持つことができれば、関係は修復できるとういうものです。
感情的だと自分自身のことをわかっているならば、常にメタポジションを持つことで冷静になれると思います。
姉は感情的になるところがあるので、いつでも冷静でいられるメタポジションを持つよう努力してもらいます。

メタ言語とNLP

メタ言語についていろいろな話をさせていただいていますが、先日の甥っ子の英語がわからないから、メタ言語となる日本語をまずは・・・という話。
母親曰く、メタ言語かなんか知らんけど、うちの子日本語ってか国語、小学生からやり直しやわ。って、嘆いていましたが、夏休みは母親が家庭教師になったつもりでつきっきりでやっているそうです。ご愁傷様・・・。
メタ言語能力を伸ばすとか、そんな難しいことを言っても姉には通じませんので、とにかく頑張れ!の一言をかけて、姉の家から帰ってきました。

NLPセミナーに参加してから、自分自身が今までと全く世界が違ってきたかなと感じています。
NLPセミナーでも、メタという言葉をよく使われましたが、メタってギリシャ語なんですね。「上に」とか「超えて」とか「異なるレベル」って意味だそうです。
NLPではメタファーとかメタモデルという用語が出てきますが、メタファーやメタモデルについては前に少し書いたかなと思います。
メタモデルはコミュニケーションを上手にとる上でとても重要となってくるものです。
相手の話の奥深くを知ること、そしてその言葉がどういう意味をもっているのかを質問によって具体化して明らかにすることです。

話をしている人が体験したことを言語化すると、省略して話しをすることが多いかと思います。相手の話す言語の中に隠されていることを明らかにして、コミュニケーションをスムーズにしようとすることがメタモデル。
あと、メタポジションって用語もありますが、また次回!

メタ言語と甥っ子

こんにちは。
7月に入り、暑い日が続いていますね。
アツイのは天気だけではなく、サッカーのワールドカップも大変アツイです。
日本は残念ながらベスト16で終わってしまいましたが、本当に感動をありがとうと言いたいです。
連日の試合中継や、ニュースにかじりついているので、寝不足で体調を崩しそうです(汗)
4年に一度だけのにわかサッカーファンな私ですが、とっても楽しんでいます。
先日お話した甥っ子はサッカーをやっているので、現在期末テスト期間だそうですが、勉強もせずにサッカー観戦ばかりだと姉がぼやいていました。
そして、問題の英語ですが、全くわからないようで、まるで宇宙からきた言葉だと認識しているそうです。
なんのこっちゃ(汗)

メタ言語で考えますと、英語のわからない人がいたとしましょう。
その人に英語を教えるときに英語で教えることは出来ませんよね。
ですから、日本語がわかれば英語を日本語で説明して教えることになります。
ということは、その日本語が英語のメタ言語になるということになります。

姉に聞いてみました。
英語が苦手ならメタ言語にあたる日本語つまり国語は理解しているのかどうかと。

予想どおり国語も平均点以下らしい。
メタ言語となりうる国語までもその調子ならまず国語を強化するのが先決ではないか。
もすぐ夏休みになりますんで、国語と英語の勉強をやらせてみます。
果たしてうまくいくかどうか。